【SH06】強行! 水着コン

担当 北野旅人
出発2016/07/14
タイプ コミック B(Lv150以下) 連動
結果 成功
MVP 近藤彬(ka01498)
準MVP 鈴城 透哉(ka00401)
白羽瀬 倫太郎(ka00283)





オープニング

◆水着回です
 海の山王祭。海っぽく、来世っぽく、盛り上がれる企画、とくればもう――

「第壱回! 品川浦水着コンテストーゥ!」
 なんだなんだ、と物見高い大和人たちが群がるは、浜辺の特設ステージ。そこでマイクを握るのは、来世製の司会服にピシッと身を包んだナイスミドル、通称『ミスター』。
「今からステキな男子&女子がステージに並ぶぜ! 会場のみんなの投票で、男女1位を決めちゃうぞ!」

登場キャラ

リプレイ


◆いざ開幕!
 その惨劇が始まった瞬間、ステージ上には7人の出場者が出番を待っているところだった。
「水着コンテストと思ってたら妖怪退治ですよっ!?」
 陣内 秋葉。ピンクの髪とレオタード、そして女子プロレスラーみたいなルチャマスクを着けた少女は、慌てて舞台裏に駆け込み、得物をひっ掴んでくる。それは自身の身長よりも長い、巨大な戦闘煙管であった。そして。
「まさかこんなことになるなんて‥‥あれ? あまりいつもと変わらない気がします?」
「それを言っちゃあ、おしまいですわ」
 のんきに笑うのは、超きわどい虎柄のビキニ姿の高杉 蘭子。彼女にとっても、いつも通りのことかもしれないし、そもそもこの格好も普段着みたいなものかもしれない。
「ともかく、みんなの期待に応えるにはやるしかねぇようだな!」
 気合を入れるのは鈴城 透哉だ。猛々しい海龍が刺繍された浴衣でエントリーしていて、得物はないが、その手にはアピール用の拡声器がある。それにその肩には、弐尾ノ鎌鼬の鎌ノ助が身構えていた。
「じゃ、客席は俺たちに任せてくれ」
 そう言って退魔剣を掲げたのは、莱堂 凌駕。短パン水着に、『喧嘩上等』な半被(はっぴ)を纏ったこの少年、もともとこの剣で殺陣(たて)を演じるつもりだったらしい。
「ヒーローショーを披露するつもりが、マジもんのヒーロー活劇になるなんてな。てなワケで、妖怪退治しながらコンテストを派手に盛り上げるぜ!」
 凌駕は猿飛ノ術を成就させるや、凄まじい勢いでステージを駆け下りていった。

◆観客を救え
 大和人の間を悠々と飛び回り、娘の腰布を刻んでは、ニシシと笑う妖怪・エロ切り――
「そこまでだ!」
 が、そいつは退魔剣で思いっきりぶっ叩かれた。半被と、首からさげる鍵を揺らして、凌駕、颯爽と登場。
「みんなちょいと待ちな! 祭りはまだ始まったばっかだぜ!」
 凌駕は大見栄を切るや、飛んで逃げたエロ切りの、その地上5メートルまで高々とジャンプし、再び剣をお見舞いした。
「あたしも突撃するですよ!」
 続けて2人の秋葉が駆け込んできた――2人? その通り、分身ノ術だ。エロ切りのハサミは、幻影を斬り裂き、そのエロ顔がおかしそうに歪んだところへ、秋葉は巨大煙管を叩きつけた。
「私も頑張ります、まずは‥‥!」
 こちらは近藤 彬、榊樹女ノ舞を踊り、秋葉に神の加護を与える、のだが――
「おおーっと、素晴らしいダンス! チョー過激な白ビキニが、日焼け跡と情熱的なコントラストだぜ!」
 ミスター、こんな時さえ出場者を解説。そう、彬のビキニはヒジョーに面積が小さいため、元からあった日焼け跡がハッキリ確認できる状態。筋肉のある美しい肉体であるため、健康的でもあるが、ちょっとフェティッシュでもあった。
「あ、あんまり言わないでください‥‥!」
 調子が狂う彬、そこへ迫るエロ切り、彬はかろうじて紐を死守! だがそこへ。
「どいたどいたーっ、って、見つけたぜ彬、マイク貸すから自己紹介を頼む」
 と、透哉が拡声器を差し出してきたりなんかして。
「ええっ、今!? じゃ、ええと、その‥‥巫女料理人を生業とする近藤彬と申します。ふつつか者ですが、よろしくお願いしまっあーっ!?」
 だが、これで注目を浴びてしまったためか、エロ切り3体を招いてしまい、かつ、回避に専念できなかった! 切り裂かれるビキニの紐!
「おおっとーお、白い布が2つハラリと地に落ちたぁ! が、しかしそこは秋葉と凌駕と透哉がナイスカバーだぜ、チクショウ!」
 ミスターは地団駄を踏む! 観客もため息! どんなふうにカバーされたかは、説明するのはちょっと難しいので、コミックで確かめてもらいたい!
「よしセーフ、でいいよな、うん‥‥じゃ、凌駕も自己紹介頼むぜ」
 透哉の拡声器がパスされ、凌駕はそれをパシッと掴むと。
「二番! 来世人、莱堂凌駕! 見知っとけ!」
 がなるなり拡声器をポイッと投げ返し、そのままその手で剣をずんばらり!
「次、秋葉っ!」
「はいですよ、ラブリー秋葉、女子レスラーなのですよっ!」
 叫ぶなり拡声器を放り捨て(さすがレスラー)、勢いに乗ってトオッとフライングボディプレス! エロ切りを地面に押し倒すが――
「どうです! ‥‥うにゃあああ!?」
 が、こいつはコンニャクのような体であり、にゅるりりりんとキモい感触を残しながら脱し、しかも秋葉のレオタードをあちこち切り裂いた!
「なあーんとズタボロ! まさに無法! レオタードゆえポロリはないが、ちょっと下乳が出ちゃっているぞ、あれでアクロバティックな動きはできるのか!? ぜひしてほしい!」
 ミスタアアア!
 と、ついにエロ切り2体が動きを止めた。来世人仕事した。それを見た観客たち、熱い拍手を送るが。
「おっと、ステージはあっちだぜ? 無粋な邪魔者は任せて、みんなは水着コンを楽しんでくれよ!」
 凌駕はそう言ってサムズアップするや、まだ飛び回るエロ切りへ向け、果敢に挑んでいった!

◆ステージの大混乱
 ――さて、そんなふうに仲間たちが客席に向かうなか、ステージに残った猛者(意味深)もいた。
「ふっふーん! ここはくーるでびゅーてぃーなわしが成功に導かねばの!」
 ちびっこながらに胸を張るのは、ヤームル・アイマーヴィ。ビキニで、腰にはキッチリと折り目のついたスカート付き。髪も水着もピンクだが、ヤームルは秋葉と比べると、どちらも淡い色合いだ。
 なお足元には、愛犬の黒柴・クロも胸を張っている。 ‥‥犬が胸? いわゆる比喩表現だ。比喩表現といえば、さっきヤームルが胸を張るといったが、あれも比喩といえば比喩(以下自粛)。
「エントリーナンバーしばわんだふる、ヤームル・アイマーヴィ‥‥こちらはらぶりー黒柴犬のクロ! あー、寛永の皆にもわかるように説明すると‥‥水着というのは水中で活動するに適した着物じゃ! くわえて、水辺で楽しく過ごすためにかようなデザインになっておる!」
 ばーん、と再び胸を張る(動作的な意味で)ヤームル。と、そこへ忍び寄る、エロい影!
「エロヒヒヒ‥‥アバッ!?」
 おおっと、クロの錐揉抜刀牙がエロ切りに炸裂! 喉を思いっきりカミカミ! そして、あぶないですわん! 的に吠えた。
「さすがじゃクロ! ううむ、油断も隙もないのう」
「むぅん、ここは我輩の素晴らしい肉体にはためく褌(ふんどし)と このハクチョーを狙って来るように、ぶりっじをしてあっぴぃるをするの、で、R!」
 などと言い出したのは白羽瀬 倫太郎だ。彼の外見について説明するのはちょっと難しいので、コミックで確かめてもらいたい、と言いたいのはやまやまだが、心を無にして説明すると、スキンヘッドのマッチョマンで、褌に加え白鳥の浮き輪を腰につけ、花魁の古着で作られた傾(かぶ)きまくりのマントをしていた。
 と、ミスターが解説開始!
「おおー!? 何をトチ狂ったか倫太郎、ファンキーなダンスを始めたぞ! 腰を、右にクイクイッの、左にグィングィン‥‥つられて白鳥が激しくヘッドバンギング、あれぞまごうことなき変態の動き!」
 で、そんな踊りに惹きつけられたのか、あるいは怒りを催したのかは定かではないが、エロ切りが1体、白鳥めがけて飛んできた!
「来たで、Rな! すかさず、メンズ・レイ、もとい、大・日・如・来・真・言!」
 倫太郎、ブリッジ状態のその股間からまばゆき光を放った! だがエロ切りは顔を覆うだけで成仏はせず、その褌をザクッとやると、再び飛んで逃げる。
「いっつぁびゅーちほー、で、R‥‥おや我輩の褌はどこへやら」
「その御粗末なモノをおしまいなさいな!」
 蘭子は倫太郎の白鳥をグイッと下げておいなりさんを隠蔽すると、とりあえずゲシッと蹴り飛ばしてから。
「いつもギリギリになり凄い奴がエントリーする‥‥それはワタクシの事ですわ。ワタクシの水着は常にギリギリ、ビーチク――」
「むぅん、フンドシ再・装・着・完・了!」
「‥‥オホン、ワタクシがビーチク「でR!」うるさいッ!」
 蘭子は、口上の邪魔をする倫太郎を、暗殺者のリボンでしばきたくった「アバーッ!?」。
「で・す・か・ら! ビーチクィーンの座は頂きますわ!」
 そう言い終えて、お尻の食い込みと大きなおムネと腰のくびれを全力アッピル!
「ワタクシは高杉蘭子! 特技は踊りと詩と乗馬、アピールポイントはこの通り、ワタクシのカラダそのものですわ」
 すると蘭子、大島の椿油を取り出し、自らの肌にかけ、塗り、てからせ始めたではないか。そしてそのまま、妖しげにダンスを開始。
「ウオーッなんだこれは、ストリップ‥‥え、ダンス? まあどっちでもオイシイ!」
 ミスターの実況も熱が入る! ちなみにミスターはすでにベルトが切られて下はパンツのみです。
「腰を前後に、上下に振ってぇ、おおっと扇子でうまく隠したァ! 今度はトップスの紐を伸ばして、これはなんとも、倫太郎にも負けず劣らずのヒワイさだぜ!」
「ちょっと!? あの『来世の恥部』と同じ扱いだけはやめてくださる!?」
 蘭子が思わずミスターにツッコむ、と、なんと真後ろにテッカテカの倫太郎が、蘭子と同じポーズで踊っているではないか!
「蘭子殿、なかなかの腰つき、で、Rな。だが我輩のグラインドにはまだまだ‥‥」
「勝手にシンクロしないでくださる!? ってそのオイルワタクシの椿油!? 高いんですのよ!?」
 蘭子は倫太郎に食ってかかる、わけだがその隙にエロ切りが接近し蘭子と倫太郎のをチョッキンナー、布が2つハラリと落ちたがもつれ合った2人はヌルヌルもあいまってステージ上をゴロゴロくんずほぐれつしだしたため客席からはよく見えない。
 で、そんな騒動を完全にアウトオブ眼中きめこんだヤームルは、ステージ上で自慢の歌声を披露していた。
「♪♪♪~、で、最後は、しばわんだふるポーズ!」
 じゃじゃーん。クロと一緒にドヤ顔でポーズを決めたヤームル、しかしそこへ背後から接近したエロ切りがヤームルの背中の紐をチョッキン、これにはクロも対応できない!
「ああっ?」
 ハラリ、と落ちるブラトップ――だがそこはクロ、忍犬らしい素早さでダイブ、ヤームルの胸に見事飛びつき、己のもふもふで隠しおおせた!
「さすがじゃクロ! よし、再装着して、と‥‥ううむ、まずはあの妖怪どもを倒さねばならんようじゃな。よしいくのじゃ、クロ!」
 ヤームルがそう言うと、クロは猛然と駆け出して、得意の錐揉抜刀牙を繰り出した!
「アバーッ!?」
 倫太郎に!
「おおっとクロ違う違う、そっちの妖怪じゃなくてあっちのな」
 ヤームルは、妖怪モロ出しではなく妖怪エロ切りを指差した。

◆ヒワイな存在に明日はない
 と、ここまで何の問題もなく非常に順調に化身殲滅を進めてきた来世人たち。いよいよバトルも終局だ。
「人々のため、恥ずかしがってばかりはいられません‥‥応急処置もできましたし、反撃です!」
 彬は、ビキニの紐を強引に結んでかろうじて固定するや、月読命ノ舞を披露。鋭い光矢が空のエロ切りに致命打を与える!
「あたしもまだまだ! プロレスは魅せてなんぼですので!」
 秋葉も、あちこちボロボロにしたレオタードにもめげず、一ノ太刀を成就するや、強烈な一撃をエロ切りに見舞った!
「いいぞ2人とも! よし‥‥ちょっとそこの2人、向かい合って腕を組んでもらえないか?」
 凌駕が観客の男2人にそう言う。2人はきょとんとしながらも、「こうか?」とお互いの肩と肩を掴んだ。そこへ。
「ご協力、感謝するぜ!」
 凌駕はそれを踏み台にし、猿飛ノ術による跳躍力で前回以上の大ジャンプ、上空のエロ切りを斬りつけた! たまらず落下してくるそいつには――
「そして最後は俺だ!」
 透哉が浴衣の諸肌を脱いで、こぉぉ、と呼吸を整えて待つ!
「金剛力士真言! だりゃあ!」
 すさまじく筋肉質になったかのような幻影――だがその幻影は力を伴う! 単なるパンチが、エロ切りのやわらかボディを限界までひしゃげさせ、思い切り吹っ飛ばした! これには観客も大喝采!
「見たか! 俺は鈴城透哉! 俺のすべては、この背中に聞け!」
 そうして拳を振り上げ、客席側、オールクリア!

 ステージ上でも、クロとヤームルとクロとクロとクロなどの活躍により、なんとかエロ切りを痛めつけていた。
「‥‥ふう、やっとモロ出しの絡みを脱出し、かつポロニウムにタオルを巻きつけ目の毒を覆い隠し、そのうえでワタクシのビキニの応急手当が済んでなんとか動けるようになりましたわ」
 そこへ、満を持して蘭子が復活! 再び、激しくダンスを開始!
「おーっとまたもやストリップ‥‥じゃない! なんだあの、魂が吸われるような妖しげな踊りは!?」
 ミスターもビックリ。無理もない、あれこそ蘭子だけがマスターしうる、そして蘭子の水着だけが共鳴しうる、完璧なる『ふしぎな踊り』!
 そしてその踊りによって、蘭子は雷撃を放てるのだ! 突然の衝撃に、エロ切りも思わず落下! 蘭子はすかさずピシャリ、暗殺者のリボンでトドメを刺した! だが激しく動いたせいか、おざなりに結んでいた鬼紐ビキニが両方ともハラリ――
「ウオー今度こそ蘭子は生まれたまんまの姿に‥‥まぶしい、なんてまぶしい、てかまぶしすぎて何も見えないよおおお!?」
 ミスターの怨嗟も無理はない。2つの布を足元に置いたままおーっほっほっほと高笑いする蘭子の、その背後では、倫太郎がビガーッと激しく発光していたのだから! 大日如来真言とか、あとスポットライトを反射させたハゲ頭とか、そのへんが逆光となって、蘭子の美ボディは芸術的なシルエットのように醸し出されていた(だからおっぱいとかは見えたりなどしない)。

「ふう、これで討伐完了、で、Rか‥‥む、こいつまだ動くでR!」
 倫太郎は、足元のエロ切りが突如動き出し、逃げ出すそぶりを見せたため、慌てて腰を落として、ふとももでそいつを押さえ込む!
「いまだ! こいつをヤるので、R!」←倫太郎
「いくのじゃクロ!」←ヤームル
「激しいのビリビリいくだっちゃ!」←蘭子
「新手か!? 突き刺してやらぁ!」←凌駕
「あの怪しく蠢く物体を月読命ノ舞で狙います! ‥‥あらあれって倫太郎様の‥‥ナニかしら」←彬
「スライディングキィィィック!」←透哉
 これら頼もしい追い討ちにより、倫太郎はアバーアバーアバーアバーアバーと悶絶し!
「ん、このピクピクしてるのが妖怪です? じゃあ、ジャイアントスイングウウ!」
 秋葉のダメ押しにより、倫太郎は強制退場とあいなった。

 で、最終的には透哉と彬が優勝したんだけどその足元に赤じゅうたんが敷かれてた話する?(倫太郎のブシャー)

※cra部イラストレーターによるコミックは後日公開されます。お待ちください!



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参加者

b.みぃすたぁあああああああああ、さんらーいず、で、R!
白羽瀬倫太郎(ka00283)
Lv166 ♂ 19歳 武僧 来世 傾奇
a.妖怪退治ですよっ!
陣内秋葉(ka00318)
Lv151 ♀ 15歳 武忍 来世 異彩
c.エロ切りの妨害はねのけて、コンテスト成功させなきゃな!(涼しさ皆無)済
鈴城透哉(ka00401)
Lv145 ♂ 15歳 武僧 来世 傾奇
b.ワタクシの色気で観客のハートをわしづかみですわ!おっぱいみえちゃうかも
高杉蘭子(ka00512)
Lv287 ♀ 20歳 武神 来世 傾奇
a.くーるびゅーてぃー……?>ヤームル
莱堂凌駕(ka00613)
Lv249 ♂ 17歳 忍僧 来世 大衆
c.ふっふーん!コンテストを成功に導くくーるびゅーてぃーの出番かの!
ヤームル・アイマーヴィ(ka00918)
Lv200 ♀ 15歳 忍傀 来世 異彩
a.枯れ木も山の賑わいという言葉もありますし
近藤彬(ka01498)
Lv254 ♀ 19歳 武神 来世 婆娑羅