天下ノ薩摩湯

担当 黒鳥
出発2018/12/02
タイプ イベント C(Lv無制限) 日常
結果 成功
MVP 久保零(ka01944)
準MVP 沖田 芽衣子(ka00120)
カーモネギー・セリザワ(ka01912)





オープニング

◆冬ノ始めに
 寛永18年の秋も深まり、じょじょに冬の季節へ移り変わろうという今日この頃。
「せっかくだし、ご相伴にあずかりましょう!」
 日々の息抜きを兼ね、薩摩国観光へ訪れていた立花 流々子たち。ギルド員の数名はというと。
 薩摩藩主の島津光久から、食事に誘われたらしく。
「「‥‥!」」

登場キャラ

リプレイ

◆出発ノ前
 市比野温泉を目指す、数十分前――。
 鶴丸城の前にて。
「はいはーい、薩摩の湯ツアーご一行様はこちら――」
 チャイナドレスに猫耳カチューシャ姿の、ミア・カイザーが。こたびの温泉参加者へ声を掛け。
「カイザー家と親戚一同ともども、仲良く温泉ツアーにGOってね☆」
 テンション高めで出発を待つ、その様子に。
「姉上からツラかせと連行‥‥いや、誘われたでござるよ」
 弟のミスト・カイザーも今を楽しむべく、ここまでの経緯を語り。
「まぁ、荷物持ちの雑用係でござるが」
 どこか諦めたかのように、姉弟の力関係を口にすると。
 ツアー参加者のほとんどがドンマイと思うなか。
「‥‥ミスト叔父さん」
 同じく叔母のミアに誘われたアステ・カイザーも、強く生きてとの思いで彼を見つめ。
「久しぶりのバカンスやー! これは楽しまんといかんで!」
 これまた賑やかな、白鳳 桃花。そういう姉の言葉に。
「僕も姉ちゃんに誘われたクチだけど、のんびり温泉っていうのも良いね」
 白鳳 栗花が頷き。
 姉妹仲良く、笑い合ったところで。
「さぁて、久々に気晴らしへ行くとするか!」
 柴犬『壱(いち)』を連れた莱堂 凌駕も、出発前の気合を入れ。
「壱も退屈してたみたいだし、たくさん遊んでやらないとな!」
「わふっ!」
 しばし愛犬とのスキンシップを楽しむことにしたらしく。
「俺は給仕に徹するよ。皆には今日くらい、のんびりして欲しいからね」
 また――持参品をまとめ、そう述べる相葉 楡へ。
「そんな楡さんをお手伝いするため、機巧を持っていきますね~」
 ほほえんだ空木 椋は、木卓機巧『ヨツアシ』と冥土機巧『輪子』の二体を並べ。
 温泉地へ運ぶ準備を整える、その姿を見届けてか。
「では、皆様のご厚意に甘えまして。本日はメイドの務めもお休みしたいと思います」
 彼らへ頭を下げたカミラ・ナンゴウが、メイドカチューシャは着けているものの。
「まあ、親戚が揃っているなか。メイドとして振る舞うのも何ですし――」
 衣服は、アイヌのチエプウルを纏い。
 休むのに専念すると、そう告げたあとすぐ。
「うむ。鬼との最終決戦を控えているし、ここで英気を養うのは大切だな」
 大きく頷いた、アイナ・ルーラもまた。
「それに我々が守り抜く、この世界を。この目で再確認するのも重要な事だ、これがな」
 プロレスラー要素は、BETWのTシャツなどにとどめ。赴く準備は万全との笑みを浮かべると。
「うふふ。お義母様と温泉、温泉♪」
 ウキウキ気分のミネルバ・マガミが隣側では。
「そうねぇ、娘のミネルバや甥に姪っ子たち‥‥あと姉の孫にあたるアステを引率しての参加だし。まわりに迷惑をかけないよう注意しないとね」
 カイザー家の親戚一同で今回――最年長となる、グレース・マガミが義娘たちを横目に。
「ミストとアステはともかく、娘や姪たちはタガを外すとねぇ」
 ミネルバの義母として、もとい良い大人として。
 とても落ち着いた行動を取っているようで。
「さすがグレースさん、淑女ね!」
 一方、彼女の存在を頼もしく思う立花 流々子へ。
「そういえば、流々子さんも『着てきちゃった☆』なのだな! 実は私もそうなのだよ!!」
 森住 ブナも水着の上に。
 夜露死苦の特攻服を羽織り、スゲェ格好良く決めてきたと告げ。
「「イェーイ、着てきちゃった仲間☆」」
 ノリノリで賑やかしく、お互いの手を叩き合うも。
「ううっ。この手の大胆な水着に慣れてしまった自分が、少し怖い気はします――」
 同じように天女着物の下へ水着――それも、キワどい奴を着てきたという伊東 命を始め。
 そうした水着仲間は多い気もするが、それを申告し。
「「――イェーイ☆」」
 ブナたちと手を叩き合うかは、各自の判断に委ねられた。

 と、さらに出発時刻が近付き。
「道中も紅葉とか楽しめそうだけど、やっぱり本丸は温泉だよね!」
 気分も上々と、久保 零も温泉への期待をあらわに。
「温泉につかりながら、お酒と景色を楽しむなんて。最高の贅沢だと思わない?」
 酒と湯の両方を楽しむべく、同じ思いの仲間らへ声を掛けたところ。
「そうそう温泉ときたら、お風呂での一杯! 出た後の一杯! くーたまらないわね!」
 沖田 芽衣子もミアのと同じ、チャイナドレス姿を披露しつつ。
 温泉場へ持ち込む予定の各酒、それらを手に。ニコニコと答え。
「はぁー! 温泉に湯舟酒とか! 最高やんなぁ!」
 その光景を思い浮かべてか、常滑 蜜も同意するとともに。温泉&酒好きとしての感情を爆発させると。
「ではでは、芽衣子ちゃんのマネージャーとして。移動手段の用意を――」
 手を挙げたカーモネギー・セリザワが、亀甲車機巧の後ろ側へ貴人牛車を置き。
「少し強引だけど、亀甲車と牛車を連結させて‥‥っと。前に私を入れて四名、後ろに六名が乗れるから、好きなほうにどうぞ♪」
 薩摩藩に借りた荒縄を、亀甲車の砲門と牛車の前部分に繋いだのち。
 それを簡易的なツアーバスとし、アピールした結果――。
「えっと、亀甲車へは――」
 上級機巧操法をもって操作される亀甲車には、術者のカーモネギーを含め。芽衣子、グレース、ミネルバの四名が乗り込み。
「俺らは、こっちに乗せてもらうぜ!」
 牛車には、愛犬を抱いた凌駕や。
「馬は食ったことあるが‥‥乗ったことはないからなー! 私も、かもねぎさんの牛車へ乗らせてもらおう!」
 食欲旺盛なブナに加え。
 楡と椋、アステと蜜の六名が乗せてもらうことが決まり。
「「‥‥」」
 椋の各機巧に、卓上コンロなどの各種道具を始め。アステが連れたパンダ二体の運搬については。
 薩摩藩の厚意によって、大八車が貸し出され。
「おいたちに、お任せを!」
 その引き手には、数名の薩摩武士が務めることになった。

◆いざ温泉地
 直後――。
「集まれる時には集まらないとねー」
 賑わう親戚一同へ目を向けつつ、ミアが仙級猿飛ノ術を成就し。
「じゃ、僕は走るから。ミストは水着とか運んどいて☆」
「――承知」
 そう姉が述べたのに、すぐさま弟は応え。
「乗馬は得意ゆえ、拙者は馬を借りるとしよう」
 荷物を受け取ったのち、藩所有の戦馬がもとへ足を向けると。
「お酒と紅葉を楽しみにし、道中の旅へ臨みましょう」
 気持ちを切り替えた命が、連れてきた戦馬百段へまたがり。
「流々子さん、一緒に乗りますか?」
「命さん、お願いしまーす!」
 お誘いしたその言葉に、流々子が応えるなかで。
「オネーさんたちも行こっか♪」
 零も頼もしき相棒、戦馬松風へ騎乗し。
「いくでー、栗花! ウチらもノリノリで旅を楽しむんや!」
 自前の戦馬を連れてきた桃花も、妹へ騎乗を呼び掛け。
「はいよー‥‥って、お姉ちゃん? この子いやがってない?」
「ありゃ?」
 ともに馬の背へまたがるものの、栗花が感じた通り。
 充分な信頼関係を築けていないためか、姉の馬は指示に従わないことが多く。
「すまんけど、ウチのは留守番やな」
 仕方なく桃花は、訓練された藩の馬を借りることにしたようで。
「武士の皆様、よろしくお願いします」
 また、カミラとアイナの二人が。薩摩武士の操る各馬の背へ乗ることを決め。
 参加者全員の移動手段が確保できたところで、案内役の武士が馬へ乗り。
「良か旅を!」
 藩主の島津光久が見送るなか。ギルド員一行は市比野温泉へ目指し、鶴丸城をあとにした。

 こうして、道中旅は始まり。
「「~♪」」
 皆々が思い思いの移動手段でもって、冬晴れの街道を2kmほど進み。
 まずは弁当休憩をとるため、茶屋の付近で足を止めたあと。
「やっぱ、本場のサツマイモは美味いな! ひと味違う気がするぜ!」
 そこで――凌駕が壱や皆とともに。子どもみたく、はしゃぎながらも蒸かした薩摩秘伝の芋をパクつくかたわら。
「やーねー、営業は基本よ」
 専属のマネージャーらしく、そうなだめるカーモネギーに促されてか。
「じゃあ、歌いまーす♪」
 芽衣子がアイドル歌手としての歌声を披露し。
 茶屋の客や旅人などといった、薩摩の人々にアピールしつつも。この場を楽しく盛り上げ。
「来世人さまに会えた、今日は良か日じゃ」
 その数分後、多くの人々と仲良くなり。食事を終えたギルド員一行は茶屋を出発――。
「森へ向かう前に、小休憩を――」
 そこから2kmほど進んだ先の平原で、案内役の薩摩武士が皆へ呼び掛け。
 しばらく自由時間が訪れると。
(しからば、日頃のストレス発散をさせて貰おうか‥‥!)
 思うがまま、馬を走らせたミストが。
(いや、別に姉上に虐げられているとか。数少ないヒーロー枠のつもりだけど、ギルドでの評価が低いと思っているとか‥‥ソンナコトハアリマセンヨ?)
 震えながらの冗談を一人。
 脳内にて繰り返す、そんなさなか。
「優しい馬ということで、私の技量に合わせ歩いてくれていますが。いずれは乗りこなしてみたいですね」
 命も乗馬の練習へ取り組むべく、まずは馬術達者な仲間へ声を掛けたところ。
「ええで! 一緒に走ってみよか!」
 なかでも丁度良いと、桃花が応え。乗馬の指南役が決まったのちすぐ。
「おー、二人とも――ガンバ!」
 そういう様子を、栗花と流々子の二人が見守る前で。
 複数の馬が平原を駆けていき。
「よーし‥‥壱! ついてこい!」
「わん!」
 さらには、凌駕と愛犬壱が追いかけっこし。その絆を深めていく様子を。
「凌駕くんたち、元気そうだね」
 楡が休憩中の皆とともに、ほっこりと見守り。
 やがては、小休憩も終わる頃。
(皆でお出かけ楽しいな♪ でも、温泉に着いたら容赦のない現実が――)
 良い笑顔から一転、ガクブルと震え出したアステだが。
 その思いを胸の奥へしまい、皆との温泉ツアー旅を続けることにした。

◆旅ノ果て
 しばらくし、森の入り口へ到着後――。
 鮮やかに染まった紅葉のカーテンを目にしてか。
「‥‥美しいですね」
「ふむ、素晴らしい眺めだな」
 各馬の背に揺られつつ、心からの感想を呟くカミラとアイナ。その二人と同じように。
「すげーな! ここまで見事な紅葉みたの久しぶりだぜ!」
 凌駕も牛車内からの歓声を上げ。
「このあたりは紅葉が丁度良くて、何よりのご馳走だね」
 それに楡が、ウンウンと頷くなか。
「温泉から見る景色にも期待できそうねぇ」
 セレブドレスなどにより、見た目にも淑女なグレースの隣側で。
「日本の風景は、寛永も来世も変わりませんわね――」
 ミネルバもまた亀甲車の前方にある、開閉扉から。
 移りゆく森の景色を楽しみ。
「建物や人の服装の違いはありますけど、自然の景色は‥‥美しいままですわ」
 お淑やかに思いを語ったのち。
「「~♪♪」」
 その景色を堪能した彼女たち、ギルド員一行は4km進んだ先で森を抜け。
「まだ昼頃だけど、のむわよー!」
 喜びの声を上げる芽衣子&酒好き仲間の言葉通り。旅の終着地へ到達し。
 目的の市比野温泉を堪能することにした。

 露天温泉へ着いてから、数分が過ぎ。
「温泉ダイブ! 秘境だから、卑怯にも!!」
 特攻服を脱ぎ、メイド水着姿となったブナや。
「スポポポーンっと豪快にな――」
 上州ノ虎外套もろとも脱ぎ去るつもりか、艶然な雰囲気をかもし出す蜜が。その発言を実行へ移す前に。
「ブナちゃんも一緒に、かけ湯しない?」
「蜜さん、せめて‥‥手拭いとかで隠したほうが!?」
 慌てた各々が、少し待ったと口を揃えた結果――。
「しゃぁないわぁ、これで文句あらへんやろ?」
 虎外套を脱いだ蜜の姿は、妖艶人魚ブラジャー&桃色の六尺褌と。
 まだまだ、そこはかとなくハレンチな雰囲気ではあるものの。彼女がスッポンポーンになる事態は避けることができたようで。
「「温泉♪ キャッホー!」」
 その後――ミネルバが乙姫着物を脱ぎつつ、妖鳥の水着姿を披露するも。淑女な感じはどこへやら。
 かけ湯のあとすぐ、温泉へ突撃したのにブナたちも続き。
「お酒を嗜むのもよろしいですが、のみ過ぎないように――」
 加えて、そう注意を述べたカミラの言葉に。
「お風呂でのむと少々危険が伴うし、自重するわね♪」
 ビキニ水着姿の芽衣子が、大師般若湯と日本酒の各1徳利を手に頷き。
 他の酒好きも同じく、湯舟酒を楽しむための一品を手に頷くと。
「‥‥ストレス発散もできたし、ゆっくり湯につかり。汗を流すといたそう」
 女性陣から離れた位置にて、ミストがサンタビキニ水着姿となり。一人温泉を満喫するなかで。
「ふっふっふっ。見よ! 寛永に来てパワーアップに成功した我が肉体を!!」
 少し前に弟から、紐無KKK水着の回収を終えたミアも。それへ着替えるとともに温泉へ入り。
 巨乳揃いのカイザー家、その血が覚醒したという――立派なバストを初披露したところ。
「ほう。鍛え上げているようだな、ミア!」
 巨乳など見られても、減るものでもないとアイナもまた。ムタンガ死守なKKK水着姿で堂々と入浴し。
「ここからの眺めも、格別ですね」
 すぐ近くでも、ビキニ水着姿となったカミラが。
 湯につかりながらの景色を、静かに堪能し始めたのに続き。
「お湯につかると、眼鏡が曇るのよねぇ」
 ドレス姿から、青女鬼の水着姿へ切り替えたグレースも。
 湯気に悩まされるが‥‥眼鏡を外すことなく、義娘と並んでの景色観賞へ意識を集中していき。
「アステさん? 私たちの胸を見てどうされたのかしら?」
 そんな義母との観賞中、ミネルバが視線に気付いてか。不思議そうに首を傾げるものの。
(親戚の皆は、胸が大きいのに。同じ血を引いているはずの私は、なんでささやかなんだろう‥‥)
 すくKKK水着のアステは気付かぬまま、親戚らのをガン見していたらしく。
(ミア叔母さんは、成長すれば急激に大きくなると言ってたけど‥‥)
 加齢停止の現状から、巨乳への覚醒はないのでは――との思考を繰り返し。
「ううっ、ブナさんだけが友だち(同志)です‥‥」
 最終的には考えるのを止め、アステが同志と認めた『幼女ちっく』な体型の持ち主へ声を掛けると。
「おぉ? もちろんだともトモダチだー! イェーイ☆」
 その意味に気付くことなく、上機嫌のブナは。
 同志の彼女とも手を叩き合い。
「シャンメリーで乾杯しよう! ぷはー、五臓六腑に染みわたるじぇ~!!」
 湯船酒の代わりと持ち込んだメリー仕様のシャンパン1瓶をもって、知らぬ間に同志の結束を深めるが。
「ん、誰かに呼ばれた気が‥‥?」
 一方、同志になれる可能性を秘めた栗花や。
「んー? 気のせいやろ?」
 同志にはなれない桃花たち、白鳳姉妹は水着を忘れたゆえ。
 十数mほど離れた温泉場へ移動ののち。
「のんびりしよーっと」
「ウチは引き続き、全力で楽しむでー!」
 一応は手拭いなどで身を隠しながら、各温泉を楽しんでおり。
「へへっ、あとは楡に飯せびったり。持ってきた饅頭とか、お返しに振る舞ったりすっかな」
 時同じくし、短パン水着へ着替えた凌駕も。のんびりまったり満喫するが。
(それにしても。俺たちは『来世人』って呼ばれてるけど、本当に元の時代が『来世』って呼べるくらい遠くに感じるよな‥‥うん)
 バストがどーこう聞こえてくるほうへは。
 それを聞いて顔が真っ赤のため、そちらを見ぬように思いを馳せ。
(ま、いっか。今俺たちが生きている‥‥この時代が『現代』ってことなんだからな!)
 ひとつの答えに至ったあと、少ない男性陣との歓談を楽しむことにした。

◆終ノ時
 と、バストの話題だが。
「弟と違って恋人はいないから、大きくても意味ないけどね」
 ミアのひと言で終息し。
「ともあれ‥‥来世での強化合宿でも、身体を虐めた後に入る温泉は格別だったが。やはり心休まるなぁ」
 温泉を楽しみ、良き思い出にひたるアイナの近くでは。
「ジンジャエールとビールで、シャンディガフ。オレンジジュースとビールで、ビターオレンジを作っていくね」
 金銀浴衣のまま、楡が給仕に徹するとの宣言通り。
 持参のジュースとビールを混ぜ合わせたモノ、それをビアカクテルとして。
「カクテルは飲みやすいし、種類も多くて良いわね☆」
 革仕込の浴衣を脱ぎ、ムタンガ死守なKKK水着姿となったカーモネギーや。お酒を飲める仲間たちへ振る舞っており。
「楡さんが作ったものは。木卓のヨツアシさん、冥土の輪子さんに運ばせますね~」
 椋もまた紺色浴衣のまま。
 仙級機巧操法によって各機巧を操作しつつ、配膳の手伝いへ注力し。
「あと、飯神様の壺で出したミントリキュールを使ったミントビアとか。おつまみに肉缶詰もあるからね」
 さらに、楡が取り出した肉類缶詰――。
「お世話になっている皆さんへ、お酌もさせて頂きますね」
 それらを卓上コンロで焼きながら、椋も感謝の思いを遂げるべく呼び掛け。
「いつも献身的に支えて頂いてばかりなので、今日くらいはのんびりしてください」
「ありがとうございます――」
 特にカミラへの思いを強く、お酌して回ると。礼儀正しく礼を述べる彼女を始め。
「あぁ~生き返るわぁ~、藩の米焼酎も美味くて眺めもええし、ほんまええ所やなぁ」
 満面の笑みを浮かべた蜜や仲間たちは。その贅沢を心ゆくまで楽しみ。
「頼れる相棒にも、温泉を楽しんでもらいたいからね♪」
「‥‥♪」
 その場を少し離れた零が、青女鬼水着から着替えることなく。温泉の湯にひたした手拭いを用い。
 乗ってきた松風馬や各相棒の身体を、優しく拭いてあげたのち。
「お帰りなさい、零さん」
 温泉場へ戻ってきたのを目にしてか、各酒を手に迎えた命の水着はというと。V字型の鬼紐無胆我だが――やはり少し着慣れた様子で。
「ほんと、いろんな水着あるわよねー」
 競泳水着姿の流々子も一緒に、お酒を楽しみながら。
(私がやるべきこと、それは――)
 今後の身の振り方にも、命は想いを馳せ。
 皆が各々に、良き友との楽しい時間を過ごしたところで。
「旅籠に着いたら、ビール飲むわよー!」
 持参のビールを堪能または振る舞うため、芽衣子は皆とともに市比野温泉をあとにし。
「「帰る前に温泉‥‥!」」
 近くの旅籠にて、食事や夜間の温泉などを堪能後――。
 そこに一泊した皆はまた、ゆっくり温泉へつかり。良い気持ちのまま帰路へついた。



 6
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参加者

b.温泉と言えばお酒! 全力で楽しむわよー!
沖田芽衣子(ka00120)
Lv197 ♀ 22歳 武忍 来世 大衆
b.機巧で楡さんのお手伝いしつつ、日頃の感謝を込めてお酌させていただきます
空木椋(ka00358)
Lv185 ♂ 20歳 傀僧 来世 大衆
c.「着てきちゃった★」の流れなのだな! おぉ、トモダチー!!
森住ブナ(ka00364)
Lv162 ♀ 15歳 神陰 来世 異彩
c.お、助かるぜ。んじゃ、乗せてもらうとしようかな。>カーモネギー
莱堂凌駕(ka00613)
Lv252 ♂ 17歳 忍僧 来世 大衆
a.姉上から「ちょっとツラかせ」と誘われたでござる(ぶひー)
ミスト・カイザー(ka00645)
Lv199 ♂ 24歳 武忍 来世 質素
b.はい、温泉ツアーご一行様はこちら☆
ミア・カイザー(ka00679)
Lv170 ♀ 24歳 陰忍 来世 異彩
b.まあ、休める時に休むのは大切だな、これが。
アイナ・ルーラ(ka00830)
Lv142 ♀ 24歳 武僧 来世 婆娑羅
b.ビアカクテル作ってるね
相葉楡(ka01176)
Lv222 ♂ 27歳 武傀 来世 麗人
c.たまにはメイドの務めもお休みします。
カミラ・ナンゴウ(ka01313)
Lv145 ♀ 23歳 忍僧 来世 大衆
b.温泉と聞いて飛んできました!流々子さん、一緒に乗りますか?
伊東命(ka01412)
Lv152 ♀ 27歳 忍傀 来世 大衆
c.よろしくお願いします。
白鳳桃花(ka01568)
Lv224 ♀ 17歳 武傀 来世 傾奇
b.うう…ブナさんだけが友達です(皆の胸を見てポツリ)
アステ・カイザー(ka01612)
Lv150 ♀ 16歳 神陰 来世 麗人
b.温泉に入ると眼鏡が曇るけど、眼鏡を外した素顔は見せたくないのよねぇ。
グレース・マガミ(ka01643)
Lv123 ♀ 28歳 神傀 来世 麗人
b.温泉♪ 温泉♪ キャッホー☆
ミネルバ・マガミ(ka01851)
Lv163 ♀ 17歳 武流 来世 傾奇
c.乗り物が無い人は、亀甲車と牛車を連結させたんで、これに乗ってね~♪
カーモネギー・セリザワ(ka01912)
Lv177 ♀ 30歳 武傀 来世 傾奇
b.温泉、いいねェ♪せっかくだからオネーさんも存分に楽しもうかな♪
久保零(ka01944)
Lv125 ♀ 25歳 神鬼 来世 婆娑羅
b.温泉にぃ、薩摩焼酎♡
常滑蜜(ka01947)
Lv178 ♀ 22歳 武鬼 来世 婆娑羅
c.よろしくお願いします。
白鳳栗花(ka01993)
Lv282 ♀ 16歳 忍鬼 来世 傾奇
 あたしは競泳水着を着ていくわ!(道中は、その上に衣服を纏う予定)
立花流々子(kz00022)
♀ 22歳 武陰 来世人