【SH19】日米政府を前に

担当 北野旅人
出発2018/12/08
タイプ ショート C(Lv無制限) 連動
結果 成功
MVP 高杉蘭子(ka00512)
準MVP 水上 澄香(ka00399)
グレン・ギーガー(ka01653)





オープニング

◆日本を左右する会合
 大阪某所、臨時に開設された政府官邸。そこにはパオロ・ベルカントら、来世人ギルドの何名かが招かれていた。
 薄暗い会議室。待っていたのは、日米を代表するような顔ぶれだ。
 最奥の椅子から立ち上がり、皆の着席を促すのは、日本国総理大臣、安倍晴三(あべのせいぞう)だ。家系図を辿ると安倍晴明に行き着くという話もある人物だが、これも運命か宿命か。ちなみに総理を含め、その家系に霊能力者はいないし陰陽師もいない。
 ほか日本側は、国防大臣含む主要閣僚と補佐官等、自衛隊の幕僚長も顔を揃えている。
「凄い面々ダネ‥‥」

登場キャラ

リプレイ

◆来世の廊下
 カツ、カツ、カツ‥‥冷たい廊下を、パオロ・ベルカントが先導するようにして歩く。
 首脳が待つ会議室へ向かう来世人たち。しかし、その頭にあるのは、VIPに会うことの緊張ではなく、世界の危機のほうであった。
「まさかこの時代に帰ってこられた上にこんな展開になるとは‥‥」
 藤枝 梅花は白い床に揺れるパオロの影を見ながらつぶやく。
「正直予想もしていませんでしたねえ。この時代で能力使う事になるとはなんとまあ」
「本当に、こんなことになるなんて‥‥」
 水上 澄香も、現代の無機的な壁をどこか不思議そうに見やりながらそう答えた。
「ショックがいまだ抜けませんよ」
 陸奥 熱士もぽりぽりと頭を掻く。
「しかし驚いてばかりはいられません。ここはひとつ私たちの有効性をきっちりアピールしてコネを作らなくては!」
 梅花は、社交力を高めるというかぐや姫の扇子をパチンと閉じた。
「うまくいくといいのだがな‥‥」
 グレン・ギーガーはそう言ったが、本心は、うまくいくとは思っていなかった。三尸占術による曖昧な予知夢を見たからだ――紛糾する会議、頭を抱えるスーツ姿の面々を。
「じゃ、行くヨ」
 そしてパオロがドアを開けた――

◆対面
 そうして皆は、総理から「忌憚のない、素直な感慨」を求められ、そして示された席に着いた。
「しかし凄い顔ぶれだね! サイン貰っといた方がいいかな?」
 根子 楤は遠慮なく列席者を見回しながらそう言ったが、ミア・カイザーが「サインは出待ちでやろ?」と腕を引いたので、ひとまずストン。
 そして伊東 命が立ち上がった。
「総理はさきほど、あのようにおっしゃっていますが、恐らく私達の事を疑っている方々もいらっしゃるでしょう。まずは私達が話すことに嘘偽りがないことを証明し、全ての方々に信用して頂くところから始まると考えます」
「その通りです。ぜひ信用してください」
 熱士が立ち上がり、オスッとばかりに頭を下げ、挨拶。それからパラパラと自己紹介が進むが、
「これは妖怪のカメちゃんでーす♪」
 とマリン・カイザーがかめらおを紹介し、エラい人たちが「これも妖怪‥‥」「なんか映画館で見たような気が‥‥」などとざわつくのを見るや、ミスト・カイザーは思わず腕を組んで天をあおぎ。
「これはもはや、実は地球人に擬態した異星人です、と名乗った方が信用されそうでござるな」
「宇宙人ですか? でも‥‥」
 でも、のその先を、澄香は口に出すのをためらった。
 宇宙人をエイリアンとよく呼ぶが、元の意味は『異邦人』だという。
 異邦人。もともと住んでいたこの時代、この日本に帰ってきたというのに、どこか自分に、その言葉が当てはまってしまうかのような気がするのは、なぜだろうか――
 と、そんな澄香の想いは、高杉 蘭子の凜とした声で断ち切られた。
「――以上で、ワタクシ達の挨拶を終わらせていただきますわ」
 蘭子とグレース・マガミが、優雅にお辞儀をすると、ぱらぱらと拍手が上がった。

「素晴らしくエレガントな仕草と挨拶だったね」
「ああ。ミズ・マガミのあの優雅な着こなしも見事だ」
「しかしランコという女性はなぜあんな大胆なビキニなのかね?」
「ハニー・トラップかもしれんな」
「いや、ライセビトにはよくある事らしい。きっとあれが彼らの日常なのだ」

「‥‥やっぱり異星人で合ってたかもね」
 ミアがぼそりと言うと、ミストはぷひーと答え、澄香は苦笑しながらも、なぜかちょっと本来の自分を取り戻した。

◆かの時代とこの時代
「ではまず私のほうから、今までの鬼、並びに鬼将戦で培った鬼の能力をわかりやすく説明していきますね」
 立ち上がった梅花は、ゆっくりと部屋の中央へ来ると。
「やっこさんも鬼の集大成と言うべき存在ですからね。ならば基本を説明しておいた方が良いでしょう‥‥私たちの力も同時にアピールできますしね。敵を知れば百選危うからずです」
「ああ、ぜひ生の言葉で聞かせてください」
 総理もそう言い、梅花の話はテンポ良く進んだ。ほとんどはすでに資料として渡っている話であるが、列席者は前のめり気味に耳を傾けていた。文字で読むだけではわからない、ライブな空気感がわかるからだ。
「――という次第です。こんなふうに語らせてもらいましたが、私たちとしても、その時その時は、何が何やら信じられない思いだったんですよ。今もまさにそうですけど」
「ええ、よくわかります。その点は同じ思いを共有できそうですね」
 総理はまたも、うまく笑うのに失敗していた。
「もう少し、生の声を補足していいかな」
 続けてミアが、秀吉について集中的に語った。秀吉の発言、その誕生、人類を憎む経緯と、一夜城で対決した顛末――それが染み入ったところで、グレースが『礼』の文字が浮かぶ玉を体内より取り出した。
「私は犬村様より、この礼の玉を賜りました」
「あれが例の‥‥」
 今度は文字通り、皆が身を乗り出した。視線が全方位から刺さる、その感覚を肌に感じながら、グレースは笑顔のまま、思う。
(ここは私がしっかりしないと、来世人を危険視されるわね。怪物を倒す勇士もまた怪物なりってね)
「ところで、日本政府の方にお聞きしたいのですが、寛永の鬼との戦い、氣の技や機巧の技術は伝わってはいないのですか?」
 グレースが問う。
「そう、だね‥‥結論から言えば、それは歴史に存在しない、オカルトのような類にしか思えない、と言いますか」
 総理がそう言うと、官房長官が言葉を挟む。
「君たち全員が『帰ってきたもの』である事はすでに裏づけが取れている。戸籍があり、家族があり、友人がおり‥‥で、君達はクラスメートと一緒に日本史を学んだね? あれの通りだ。妖怪も、魔法も、もちろん民俗伝承には似たようなものはあるが、たとえば鬼との一大決戦、あるいは来世人ギルドなるものが存在した記録は、眉唾な文献の中にさえ見つかっていないのだ」
「そうか‥‥」
 グレンは腕を組む。歴史は、少なくとも過去の行いによって変わっていないのか。このタイムパラドックスみたいなものは、どういうことなのだろうか。
「そうだ、言葉だけじゃなく、映像資料もありますよ。スマホで撮影してるものもあるし、なによりカメちゃんがいろいろな映像資料を出せますから」
 マリンは妖怪の能力で、モニター状の耳から、寛永のリアルな化身バトルの様子を見せた。もちろん皆が食いつくように見入り、あぜんとし――だが、得られたのは、納得や信頼というよりは、混乱や動揺。百戦錬磨の政治家たちさえ、困惑を隠しきれないでいた。

「いったいこれをどう受け止めていいものか‥‥」
「この力はすごいと思う。しかし、どう、どの程度すごいのか測定できねば、なんとも‥‥」

「‥‥やっぱり、実際にも見せたほうがよさそうですね」
 熱士は、おもむろに金剛力士真言を唱え、上半身をマッチョにして見せた。ざわ、っとする一同を前に、一礼すると。

◆経験は力なり
 ばきゃっ‥‥椅子が熱士の拳によってへし折られ、いや、叩き砕かれると、ざわつきはさらに高まった(なお、壊してもよいと事前に許可を取っております)。
「この魔法は、ご覧のとおり素手での威力を高めます。あとは‥‥お怪我をなされた方はおられますか?」
「怪我? ぎっくり腰でもいいのかな?」
 ある大臣がそう言うと、熱士は「構いません」と告げ、地蔵菩薩慈悲真言を成就。
「おお‥‥傷を癒す魔法もあると聞いていたが、こう一瞬で楽になると、まさに奇跡というか」
 大臣は目をぱちくり。
「僕達の力は戦うだけでなく、癒す事もできます」
「私ももともと救急救命士だったのですが」
 その免許を示したのは命だ。彼女は分身ノ術を成就し、噂に聞く忍法を実践した。
「では拙者の忍法と奥義法をお見せする」
 続けてミストが法力を集中させ、その手に漆黒の炎を纏う。
「これは漆黒ノ掌。再生封じの魔法ゆえ、鬼との戦いに有効でした。そしてこれは‥‥猿飛ノ術。極めれば秀吉の光線も回避可能」
 そう言いつつ、俊敏なステップを披露する。そのまま、部屋の端から端へ瞬間移動すると。
「これぞ来世法、神威ノ伎。だが、秀吉はこれ以上の超転移能力を有していました。今まで使わなかったとしたら、その必要が無かったからです」
「どちらも恐ろしい力だ‥‥だが、椅子を叩き壊し、ワープし、ブンシンしても、あの巨大ヒデヨシとは比べようもないのではないかな?」
 アメリカの将軍が挑発してきた。そこで澄香は。
「すみません、屋上までご足労願えますか?」

「誰にとっても鬼は怖いものですが、私たちの力も負けてはいません」
 澄香は巻物を取り出し、広げて見せた。
「これは‥‥ロボット? が描かれているようだが‥‥」
 覗き込む官房長官を前に、澄香は巻物をバリッと破いた。直後、2.5メートルものアニメ風ロボ(実際には機巧)がそこから飛び出したので、うわっと腰を抜かした。さらにそいつが目からビームを出すや、追加でぽかんとする始末。
「このロボ機巧は、あの秀吉ほど大きくはないですが、みんなの体や機巧を足せば、秀吉以上にだってなれます」
「なるほど」
 総理がうなずくと、その総理の肩に手を置いたのは、楤で。
「体験した方が早そうだし、ソーリに翼を授けるかな‥‥俺達が授かった力の一端を体験してもらうよ、安倍ちゃん」
 楤は玄武水帝占術と朱雀炎帝占術を総理に付与した。その体は人魚の尾と紅い翼の幻影を生やし、しかも総理は空を飛んだので、本人も一同も言葉を失い。
「これを体験すれば、なんやかんや説明するより早いでしょ」
「き、君達の力は実によくわかりました」
 総理は屋上へ降り立ったが、いまだ不思議そうに幻影を触ったり、ちょっと浮いたりしながら、ひとまず全員を会議室へと戻した。

◆来世人の作戦
「来世人は本件に関する重要なファクターになる、とこの場の一同、理解したと思います。さてこの時点で、何かいい作戦、とまではいかずとも、いいアイデアはないでしょうか?」
 総理はマリンに微笑みかけた。マリンは「えへっ」と笑みを返してから、しかし真面目に述べる。
「魔法というのは、相手の法力がある一定のレベルを超えると、極端に効きづらくなるんです。きっと法力量の多い秀吉に関して、魔法で一挙に無力化、というのは非現実的かなあと思います」
「ほう、りき‥‥」
 アメリカの司令官の横で、メガネの若い将校が必死にメモを取っている。
「ただ、大和人もこちらへ来ています。その『氣』なら、何か劇的なことを起こせないかと思うんですけど‥‥」
 とはいえ、いい案が固まっているわけではない。霧散ノ氣で鬼ノ体を封じるとかできればよいが、あれは一時的に底上げされた特殊能力等が対象であり、超再生を止めることはできないはずだ。
「あと、アリかナシかわかんないんですけど‥‥壺中天道術ってのを使えば、現実から切り離された特殊空間で、核を当てても東京に被害は出ない、んだけど、この場合使う人とかが核兵器を近くまで持ってかなきゃいけないっていうか」
「まさかデイビークロケットを発掘しろと!? しかもそれじゃカミカゼアタックになる!」
 米の将軍が肩をすくめた。
「あはは、核か~。落とせ落とせ、首都たって、もう誰も生き残ってないんでしょ?」
 楤はむしろ、核ミサイル投下を促すように煽った。
「総理大臣、安倍晴三。あと官房長官、名前なんだっけ? それに――みんなきっと歴史に名前が残るよ?」
 楤は一同の名前を指差し呼びながらそう言った。反応は、怒りでも返答でもなく沈黙だった。
 核。それは本事案にあたり、誰もがつねに、頭の片隅から離れない選択肢なのかもしれなかった。
「首都から人は消えても、大部分は避難しているだけです。そう安易に、東京を死の大地にはできません」
 総理大臣はそう答えたが、少なくとも即答ではなかった。そこへグレンが口を挟んだ。
「秀吉はなかば非現実の存在。核の熱で焼き尽せるとは考え難く、最悪、奴がエネルギーを吸収する懸念もあります」
「そんな事もありうるのかね?」
 米軍司令官は本気で尋ねた。梅花は「わかりません」と首を振る。
「鬼の中には特異な能力を持った者もいましたし、秀吉が何を有するかもわかりませんし。そもそも現代へワープして巨大化してるのが前例度外視すぎるので、正直にいえば、なんだってアリかも、ですねえ」
「魔法から生まれた存在だからねえ。倒すには、奴の力を封じる結界を張り、ただの大猿にまで格を墜として仕留めるか、次元の扉を開いて破棄するとかなら、できそうな気はするけどねー」
 ミアは、とりあえず事態解決の芽がゼロではないことを示す。
「いろいろ考えられるけど、結局、僕らが鉄砲玉になって戦うのが、現状で最も効果的な手段なんです」
「君らがそれを志願してくれるのはありがたい。しかし、勝算のない作戦に送り込むのは、自衛隊を率いる者としては抵抗もある」
 幕僚長がそう言うと、蘭子は「作戦ならあります」と胸を張った。
「ご覧ください。これは闇ノ義助と呼ばれる鉄拳‥‥針の付いたナックルです」
「そんなもので、一体なにを‥‥?」
 幕僚長はそこから、蘭子の緻密な案を聞いた。
「超転移が可能でしたらとっくに日本は壊滅してますから、できないのかもしれませんね。それなら好都合、とにかく都内に釘つけする事です」
「むろん、そのつもりだが‥‥永久にそうするわけにはいかないのだよ」
「でしょうね。ですが、秀吉への有効打や足掛かりが全く見えないわけではございません。その耐久力も回復力も、必ず天井がございます。それを与える手段が、たとえばコレです」
 鉄拳による裏闇仕掛。それが決まれば、体力の過多に関係なく、大打撃を与えることができる。そして玉を複数近づければ、凄まじい再生力も、その大打撃を一瞬では回復させられない程度に抑え込めるかもしれない。
 そのうえ、闇ノ義助を使う者が複数いたら? 玉が8つ揃ったら? これまでの例に照らせば、勝機は十分にある、と蘭子は力説した。

「ううむ、そううまくいくものかな。にわかには信じがたいが‥‥」
「そもそもあの巨体のツボを都合よく突けるのかね。いや、あの巨体に裏闇仕掛は効果が出るのかね」
「いや、現時点で個々の確度を不安視しても進まない。総合的に考えて、もっとも実現性のあるオプションではないかな」

 一気に議論が巻き起こる。その『熱』を熾せたことに、蘭子は内心満足すると。
「これらのような手はあるのです。他にもきっとあるでしょう。悲観なさらずに来世人に乗ってみてはいかがかしら」
「そうだな‥‥他にはないかな」
 防衛大臣に促され、グレンが続く。
「頭頂部の角を破壊、あるいは切除できれば一切の力を喪失します。秀吉の体内の熱量の規模は判断しかねますが、冷却剤などで奴の体細胞を凍結させ、貫通弾などで角を根元から破壊する方法はどうでしょう」
「冷却材‥‥?」
 ぽかんとする一同。グレン、これには苦笑。
「我ながら荒唐無稽だとは思うがね、この反応はまいったな」
「いや‥‥そうでもないかもしれないわ」
 グレースが指差す先で、メガネの将校が、今まで以上に筆を走らせていた。
「私たちの法力や機巧を受け入れてくだされば、そして寛永の道具のすごさを参考にしていただければ、現代の武器と組み合わせで、より良い武器や戦略を生み出していけると思います」
 澄香の言に、一同はうなずいた。何も決まってはいないが、皆の目に、一種の希望、ないしは目標のようなものが、たしかに宿っていた。

◆見上げた先は
 会議は終わった。総理以下、大いに謝意を示し、有意義であったと認め、今後の積極協力体制を約束した。

「よかったです。侵略者扱いでもされたらどうしようと思ってました」
 熱士が胸を撫で下ろす。
「きっと、もっとヤバい侵略者が先に来てたから、それどころじゃなかったんダヨ」
 パオロは冗談めかして言ったが、それはひとつの真理だ、と蘭子は思った。
「たらればを言う場面ではないですが‥‥もし秀吉がおらず、ワタクシたちだけ戻ってきていたら、世界中から危険視されたり軍事利用されたりなんてしたのかもしれませんわね」
「それを言うなら、秀吉を倒したあとも大変ですよ。来世人は危険だ! 隔離しろ! なんてならないよう、今のうちの上手に立ち回っておきませんと」
 梅花は、頭が痛そうな仕草をしながら、目元も口もすっかり楽しそうだった。
「ともかく、秀吉と直接対決した一人ゆえ、今度こそ仕留めねばならん。我が命に代えても‥‥!」
 ミストは闘志を燃やす。ミアはそんな弟と、同じ想いを抱えながら、しかし何も言わない。
(僕もあの猿を仕留め損ねた責任は痛感しているんだ‥‥口に出すと傲慢だから言わないけど)
 ミアのその肩を、グレースはそっと叩く。私も同じよ、とでもいうふうに。
「で、結局これからどうするんだろうね?」
 楤の疑問に、
「うーん‥‥何も決まってないようなもんだよね」
 マリンも腕を組む。
「いえ、皆が同じ方向に目を向けられたこと。それも、前方に。それが今回の成果じゃないでしょうか」
 命がそう言うと、澄香も同意するように強くうなずき。
「これからやることは増えるはずです。そして危険も‥‥」
「なに、危険は今に始まったことじゃないさ」
 グレンはビルを出ると、夕陽を見上げた。寛永の夕陽も、かの国の夕陽も、さして変わりはしないものだ、と。沈めば夜がやってくるのは一緒だ。
 だが、夜を生き残れば、朝がやってくる。そうやって人は生き、そして死んでいくのだ。昨日も、今日も、明日も。



 7
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参加者

b.金剛力士真言とか地蔵菩薩真言を見せるか。
陸奥熱士(ka00071)
Lv147 ♂ 15歳 武僧 来世 大衆
b.随伴収の巻物を使ってロボ機巧を取り出して、皆さんにお見せしますね。
水上澄香(ka00399)
Lv143 ♀ 17歳 陰傀 来世 異彩
c.ヒントになちとよろしいのですが、不安点をやわらげられれば
高杉蘭子(ka00512)
Lv287 ♀ 20歳 武神 来世 傾奇
z.基本は大事なので今までの鬼将戦についてもコンパクトにお話ししましょう☆
藤枝梅花(ka00566)
Lv208 ♀ 22歳 神陰 来世 麗人
b.実は地球人に擬態した異星人です、と名乗った方が信用されそうでござるな。
ミスト・カイザー(ka00645)
Lv199 ♂ 24歳 武忍 来世 質素
c.直接対決した一人として、取り逃がした責任は感じているんだ…一応。
ミア・カイザー(ka00679)
Lv170 ♀ 24歳 陰忍 来世 異彩
b.私達の存在が眉唾物でない事を証明しないと信じて貰えないかもしれませんね
伊東命(ka01412)
Lv152 ♀ 27歳 忍傀 来世 大衆
a.そういえば、鬼との戦いや氣の技、機巧の技術は伝わってないのかしら?
グレース・マガミ(ka01643)
Lv123 ♀ 28歳 神傀 来世 麗人
c.核などの熱より、奴の体細胞を凍結させる手段はとれないものか…。
グレン・ギーガー(ka01653)
Lv197 ♂ 35歳 忍流 来世 異彩
c.カメちゃんに収めた映像で魔法の説明とかしますね♪
マリン・カイザー(ka01727)
Lv218 ♀ 21歳 陰流 来世 麗人
b.体験した方が早そうだし、ソーリに翼を授けるかな
根子楤(ka01983)
Lv203 ♂ 29歳 武流 来世 大衆
 こんな会合でも、何か間違えれば、核が撃たれたりとか‥‥恐ろしい状況よネ
パオロ・ベルカント(kz00007)
♂ 30歳 武僧 来世人